「逆子(さかご)」とは、お腹にいる赤ちゃんの頭の位置が、
お母さんの足の方ではなく、頭の方にある状態をいいます。
妊娠して数ヶ月の間は、まだ赤ちゃんは小さく、お腹の中でいろんな姿勢になっていますが、出産が近づくにつれて、頭の重みで頭を下に向けた状態になります。
妊娠5〜7ヶ月までは約30%、8ヶ月で約15%、9か月で約7%、そして、出産時まで逆子である確率は3〜5%と言われています。
とも助産院に通ってくださっている4人目のHさん。
妊娠27週(7ヶ月)で逆子になっていました。
不安そうなHさん。このまま逆子だったら家族で立ち会う自宅出産はできない。
嘱託医療機関(提携している病院)に転院になって、4人目で初めての帝王切開になる。。
「この時期に逆子になってても、成長とともに頭が下になることがほとんどだからね。」と不安を少しでも和らげようとお伝えしました。
それから、1ヶ月が経過しても逆子のまま。逆子体操してみようと言うことに
なりました。
毎晩寝る前に、こんな体勢になってお腹の赤ちゃんをお母さんの胃の方に寄せて
そこから赤ちゃんの背中を上になるように横向きで寝ていただきました。
それから2週間経っても、
赤ちゃんの背中は左になったり右になったりするけれど、
頭の位置はいつも同じところにある状態。
そこから、お灸と温熱療法を提案し、毎日続けることになりました。
そして、妊娠35週の頃。
「私の感覚&胎動&背中の様な感じが上に来てるかも?な感じで、
もしかしたら下向いてくれてるかも?!」
お腹の下の方に固い丸いものが触れ、
超音波エコーでも確認。
お〜〜〜〜〜やっぱり戻ってるよ!!
みんなで大喜びしました^^
体操が良かったのか、鍼灸?、温熱?
もしかしたら、自然に戻っていたかもしれない。
4人目、夏休み、子ども食堂主催、新事業の立ち上げ
いろんなことが重なる時期だったもんね。
大忙しな毎日。
だけど、
逆子になったことで、毎日逆子体操、温熱、
お灸をして気持ちがよんちゃんに向いたことは確実!!
胎動って、自分の意思で動いているんだから、
もしかしたら、意図してよんちゃんが逆子になっていたとしたら、、
何を伝えたかったんやろうな〜
もし、自分がお腹の赤ちゃんだとしたらどう感じるかな〜
そんなことを想像、妄想すると、
いろんな世界が広がりますね^^
とも助産院 平野朋美